兵庫プロメイン相続サポートセンターブログ
STAFF BLOG
相続手続きがもっとスムーズに?マイナンバー活用で見えてきた新時代
2025.05.27
こんにちは!
兵庫プロメイン相続サポートセンターです。
先日の日経新聞に 「相続、マイナンバーで円滑に」 という記事が掲載されました。
この記事が示すのは、これまで煩雑だった相続手続きが、マイナンバー制度の本格的な活用によって大きく変わろうとしている、ということです。
相続手続きの“壁”とは?
相続が発生すると、遺族がまず直面するのが「被相続人(亡くなった方)の資産を正確に把握すること」です。特に預貯金は、複数の銀行に口座が分かれていることも多く、全体像をつかむには相当な労力がかかります。
現状では、相続人が個別に金融機関へ連絡し、必要書類をそろえて残高証明を取得する必要があります。時間も手間もかかる上、「そもそも口座の存在を知らなかった」というケースも珍しくありません。
マイナンバーで何が変わる?
記事によれば、政府はマイナンバーを活用し、亡くなった人の銀行口座を一括で把握できる仕組みの導入を目指しています。
マイナンバーと銀行口座のひも付けが進めば、遺族が把握できていない口座の存在も明らかになり、金融資産の全容を効率的に把握できるようになります。
2025年度中には、金融庁が中心となり、全国銀行協会と連携して実証実験を開始するとのこと。
将来的には、相続人が行政窓口で一括照会する仕組みも視野に入っているそうです。
懸念される点は?
もちろん、個人情報の保護や運用の透明性は大前提です。
マイナンバーの活用には慎重な対応が求められるため、制度設計や運用体制の整備が不可欠です。
また、すべての銀行口座にマイナンバーが登録されていない限り、漏れが生じるリスクもあります。今後は、マイナンバーの登録を促進する動きが一層加速するかもしれません。
私たちにできる準備とは?
このような制度改革の波を受けて、私たちができることは何でしょうか。
1つは、自分自身の金融資産を「見える化」しておくこと。エンディングノートや財産目録を作成し、万一の際に遺族が困らないよう準備しておくことが大切です。
また、マイナンバーと銀行口座のひも付けがまだの方は、今のうちに対応しておくと、将来的に円滑な相続手続きにつながるでしょう。
次世代のために、今からできることを
相続は、人生の最後に残された「家族へのバトン」です。
制度の進化をうまく取り入れながら、自分らしい備えをしていくことが、これからの相続のあり方かもしれません。
これからも、自分らしく自然体で、大切な人たちに想いをつなげる準備をしていきたいですね。
相続に関するお悩みや不安があれば、どうぞお気軽に兵庫プロメイン相続サポートセンターまでご相談ください!
ご相談は無料です
メールでのお問い合わせ
メールマガジン
兵庫プロメイン相続サポートセンターニュース
相続・節税の
お役立ち情報満載
ご相談は無料です
メールでのお問い合わせ
メールマガジン
兵庫プロメイン相続サポートセンターニュース
相続・節税の
お役立ち情報満載