兵庫プロメイン相続サポートセンターブログ
STAFF BLOG
放っておくと損をする!?考えておきたい “空き家” の相続対策
2025.04.14
こんにちは!
兵庫プロメイン相続サポートセンターです。
親が施設に入所した後の実家や、相続した実家──
「誰も住んでいないけれど、売る決断もなかなかできなくて…」
そのまま、空き家として放置していませんか?
私たちが日々いただくご相談の中でも、“空き家”に関するお悩みは年々増加しています。
実は、空き家の問題は単なる「使っていない家」の話ではありません。
金銭的な負担や、相続トラブルの火種になるリスクを多く含んでいるのです。
空き家を持ち続ける4つのリスク
1、固定資産税等がずっとかかる
人が住んでいなくても、土地・建物には毎年固定資産税や都市計画税が課税されます。 特に建物が老朽化すると、「特例(住宅用地の軽減措置)」の対象から外れ、税額が最大6倍近くになるケースも。
2、老朽化による危険性と、近隣住民からの苦情
屋根や外壁の崩落、雑草・害虫の繁殖など、近隣に住む住人からの苦情が入るケースがあります。事故があった場合の賠償責任もそうですが、隣地所有者と関係が悪化していると、土地境界の確定をする際に支障をきたす可能性も。
3、行政からの指導
老朽化による危険性が顕著になると、行政から「特定空家」に指定される可能性もあり、行政から修繕や解体の命令・勧告を受けることも。
4、相続人同士のトラブルになりやすい
そして最後に、誰が使う?誰が管理する?売る?貸す?…と相続人間で意見が分かれて遺産分割協議がまとまらず、他の資産分割協議も進まなくなることも。
空き家対策 3つの選択肢
1、売却による整理(現金化)
立地や建物の状況次第では、現況のまま売却ができる場合もあります。
また、「居住用財産の3,000万円特別控除」や「相続空き家の3,000万円特別控除」など、税制上の優遇措置を活用できることも。
2、賃貸活用(収益化)
一定のリフォームが必要にはなりますが、賃貸物件として活用できれば、収益を得ることも可能に。
ご自身で運営管理が難しい場合は、管理会社に委託する方法もあります。
3、空き家管理を委託(現状維持)
「親が元気なうちは処分したくない」「思い出があるので今は残しておきたい」
どうしてもそのままにしておきたいこともあるかもしれません。
そんな場合でも、空き家管理サービスを活用することで、近隣トラブルなどのリスクを最小限に抑えることができます。
空き家は「資産」にも「負債」にもなり得る
放置していると、“価値ある資産”が“負の資産”に変わってしまうことはあっても、
“負の資産”が自然に“価値ある資産”へと変わることはありません。
空き家の問題に共通しているのは、
**「何もしない時間が、リスクを大きく育ててしまう」**という点です。
特に相続後は、判断が後回しになりがちで、家族の意見もまとまらず、対応がどんどん難しくなっていきます。
だからこそ、早めに向き合い、話し合い、行動することが、何よりも有効なリスクヘッジになります。
次世代のために、今からできることを
空き家は「資産」として活かすこともできますが、それにはタイミングと決断が重要です。
相続が発生する前からの備え、相続発生後の早めの判断が、のちに大きな差を生みます。
兵庫プロメイン相続サポートセンターは、不動産コンサルティングを本業とする「株式会社ハウスプロメイン」が運営しています。
不動産の売却・取得に限らず、空き家の管理・賃貸活用・相続対策など、幅広い視点でのご提案が可能です。
空き家について「うちもそろそろ考えないと…」と感じたら、兵庫プロメイン相続サポートセンターまでご相談ください!
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