兵庫プロメイン相続サポートセンターブログ STAFF BLOG

こんにちは！ 

兵庫プロメイン相続サポートセンターです！

 

相続土地国庫帰属制度開始から１年が経ちました。

 

法務省のページにて制度の統計を公表しています。

 

令和６年５月３１日時点での申請件数は2,207件（取下げ件数266件を含む）。

そのうち国庫への帰属が認められたのは460件、却下や不承認が23件となっています。

審査には平均半年かかるようで、結果がまだ出ていない申請もありますので、承認数はこれから増えていくと思われます。

 

 

日経新聞（令和6年3月30日付）によると、令和6年2月末時点で、全国の法務局での相談件数は延べ23,000件で、申請件数は1,761件です。

審査が完了したのが165件でそのうち150件が承認されたようです。

 

約９０％の承認率となっており、相続した不要な土地を処分する手段としてかなり有効だと思われたかもしれません。

 

相談件数が述べ23,000件ということは、実際に申請できたのは一握りの土地で、なかなかハードルの高い制度だということが分かります。

 

今年から相続登記が義務化され、不要な土地の相続問題はどんどん表面化してくると思います。

次の世代に負担をかけないよう、生前のうちに土地の整理・処分をしていかなければなりません。

 

最近では民間の不動産引取りサービス（※）も増えてきています。

国庫帰属制度とメリットデメリットを比較して検討しても良いかもしれませんね。

 

次世代のために今からできることがあります。

遺言書の作成やその他相続に関するご相談は、兵庫プロメイン相続サポートセンターまでどうぞ！

 

また、当センターは不動産資産コンサルティングを本業とした株式会社ハウスプロメインにて運営されております。

不動産取得のアドバイスとその後の事業経営と管理も含めた相続コンサルティングも可能です！

 

 

 

【※注意！】

不動産引取りサービスには、 相談料や手数料だけ請求して何もしないという詐欺と思わしきサイトも見受けられます。

運営会社に不審な点がないかしっかりと調べてから相談ください。