兵庫プロメイン相続サポートセンターブログ STAFF BLOG

こんにちは！ 

兵庫プロメイン相続サポートセンターです！

 

一部の行政手続きなど、各所で印鑑が廃止されデジタル化が進む中、ついに遺言書にもデジタル化の波がやってきました。

 

現行制度の遺言方法は「自筆」「公正」「秘密」の３種類ですが、「デジタル」が４つめの手段となるようです。

 

データなら実物がないので棄損・紛失のリスクはありません。

暗号資産などで活用されるブロックチェーンを使えば、データ消失はもちろん改ざんもされにくい。

万一、データが不正流失して第三者の手に渡ったところで遺言書自体は資産ではないので実害はありません。

 

 

民法改正や認証方法などの仕組みはこれから議論を経ることになりますが、現行制度よりも遺言書作成のハードルが下がると思われ、遺言書を作成する人が増えて「争族」は確実に減っていくと思います。

 

また、これは勝手な希望ですが、遺言書が編集できるような仕組みを期待したいところです。

遺言書を作成していても、時間が経てば相続人が死亡していたり相続する財産を処分していたり、作成時点と状況が変わっていることが多々あります。

その度に遺言書を新しく作成するのではなく、遺言内容の編集が出来るのであれば、状況が変わってもスピーディに対応できるのではないでしょうか。

 

 

もちろんデジタル遺言制度には慎重論もありますが、法務省が年内に有識者会議を立ち上げて、２０２４年３月を目標にデジタル遺言の方向性について意見を提出するようで、かなり前向きと言っても良いでしょう。

 

いつでもどこでもスマホを使ってライトに遺言書を作成する。

数年のうちにそういった光景が見られるかもしれませんね。

 

 

 

次世代のために今からできることがあります。

まずは兵庫プロメイン相続サポートセンターまでご相談ください！